
キャバクラで働いてみてはじめて分かる、お給料から引かれる天引き(引かれもの)。働くお店によってはこの天引きの多さにびっくりした方も少なくないはず。
悪質店に入店してしまうと、普通のバイト以下の手取りになってしまうこともあるので注意が必要です。
ここで、キャバクラの給料計算方法を記載しておきます。
時給+バック-天引き(引かれもの)=手取りのお給料
時給とバックはお給料が増える項目に対して、天引き(引かれもの)に関しては呼んで字のごとく、お給料から引かれる(減る)項目になります。
天引きとは?
キャバクラで働くとき、時給やボトルバック、指名バックなどで稼いだお給料から、一定の金額が「天引き」として差し引かれます。これは、キャバクラ業界特有のシステムで、お店が運営をスムーズに行うための費用や、キャストが働くための環境整備やサポート費用に充てられることが多いです。
賃貸物件でいう、賃料の他にかかる共益費や管理費みたいなイメージですね。
ただし、天引きの内容や金額はお店によって大きく異なり、天引きが少なく手取りが多くなるお店もあれば、逆に高額な天引きを設定しているお店もあるため、必ず入店前に事前に確認することが大切です。
ティアラウンジでは、こういった細かい条件も含めて、求職者の皆さんにピッタリのお店をご紹介しますので、安心してください。
天引きの種類と相場
それでは、キャバクラでよくある天引きの項目を一つずつ見ていきましょう。具体的な金額は地域やお店によって異なりますが、一般的な相場もお伝えします。
(1) 源泉徴収税(所得税)
キャバクラのお仕事でも、法律に基づいて所得税が引かれます。これは日本で働く全ての人に適用されるルールで、稼いだ金額に応じて一定割合(通常10.21%)が源泉徴収されます。例えば、1日で3万円稼いだ場合、約3,063円が所得税として引かれる計算です。
ただし、キャバクラでは日払いのお店も多いので、その場で現金を受け取るときに所得税分が引かれた金額を渡されることが一般的です。お店によっては、月給制でまとめて天引きされる場合もあります。
(2) 厚生費(雑費)
「厚生費」や「雑費」と呼ばれる天引きは、キャバクラ業界でよく見られる項目です。これは、お店が提供するドレスやヘアメイク、備品などの費用をキャストが一部負担する形になります。金額は1日500円~2,000円程度が相場ですが、お店によってはもっと高い場合もあります。
例えば、「ドレスのクリーニング代」「ヘアメイク代」「お店の備品代(グラスやおしぼりなど)」などが含まれていることが多いです。良心的なお店だと、この厚生費が無料だったり、低額に設定されていたりするので、求人情報を確認するのがオススメです。
(3) ヘアメイク代
キャバクラでは、お客様に好印象を与えるためにヘアメイクが重要な要素となります。お店専属のヘアメイクさんがいる場合、その費用が天引きされることがあります。金額は1回500円~1,500円くらいが一般的ですが、お店によっては無料で提供しているところもあります。
自分でヘアメイクをする場合はこの費用がかからないこともありますが、お店のルールで「専属スタッフに任せる」と決められている場合も多いので、事前にチェックしておきましょう。
(4) レンタルドレス代
キャバクラでは、接客する服装が決められていることが多く、その多くはドレスになります。ドレスを自分で持っている場合は当然、費用はかかりませんが、未経験や経験が浅い女性は自前のドレスを持っていないので、自前のドレスを用意するまではお店からレンタルする形になります。その際、レンタル費用として、1回500円~1,000円くらいが一般的ですが、お店によっては無料で提供しているところもあります。
(5) 送迎代
キャバクラは夜遅くまで働くお仕事なので、帰宅時の「送迎サービス」があります。この送迎代が天引きされる場合、距離やエリアによって異なりますが、1回500円~2,000円程度が目安となります。お店が設定している基本的な送迎範囲より遠くに住んでいる場合、送迎代が高くなることもあるので、自分の住まいに合ったお店を選ぶことが大事になります。お店によっては送迎が無料のところもあります。
(6) その他の天引き
上記のほかにも、各店舗独自の天引きがある場合があります。
・イベント費用
お店の周年イベントや特別な営業日に、衣装代や準備費として天引きされるケース。
・罰金、ペナルティ
キャバクラでは大半のお店で遅刻や欠勤をした場合に引かれる「罰金やペナルティ」での天引きがあります。
・インボイス控除
2023年の秋頃からスタートしたインボイス制度。これに伴い猶予期間の控除%に応じてインボイス控除をする店舗も増えてきています。現在は猶予期間の第一段階である、2%を控除する金額として設定している店舗が多いです。お店によってはまだインボイス控除がないところもあります。
これらの項目はすべてお店によって異なるので、面接前にティアラウンジの求人情報を確認しておきましょう。
天引き後の手取りはどうなる?
ここまで天引きの種類を見てきましたが、実際の「手取り」はどうなるのか気になりますよね。簡単なシミュレーションをしてみましょう。
【稼ぎ】
時給:4,000円
出勤時間:5時間
その日の稼ぎ:20,000円
【天引き】
所得税(10.21%):2,042円
厚生費:1,000円
ヘアメイク代:1,000円
送迎代:1,000円
合計天引き:5,042円
【手取り】
20,000円 – 5,042円 = 14,958円
この場合、1日で約15,000円が手取りになります。指名やボトルバック次第ではさらにお給料が増え、天引きが少ないお店なら当然さらに手取りも増えます。お店のシステムによって大きく変わるので、自分に合った条件を探すことが大切です。
容姿のレベルが高ランクになればなるほど、良い条件のお店が増えるのも事実のため、キャバクラに限らず、水商売では特に常に容姿に対しての意識が必要不可欠になります。
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天引きを抑えるためのポイント
「できるだけ手取りを多くしたい!」と思うのは当然ですよね。ここでは、天引きを抑えるためのコツをいくつかご紹介します。
天引き項目を事前に確認する
面接の前に求人情報をしっかり確認しておくと、後で「聞いてない」「書いてなかった」などで驚くことがなくなります。ただし、大半の求人サイトには詳細がのっていないことも多いので、しっかり詳細を記載している求人サイトを確認しましょう。
用意できるものは用意する
自前ドレスの用意や、ヘアメイクを自分ですれば、その分の天引きが減る場合があります。ただし、各店舗で決められた規定やルールに従う必要があるので必ず確認が必要になります。
まとめ
キャバクラの天引きは、所得税や厚生費、ヘアメイク代など多岐にわたりますが、お店によって定めている規定やルールが違うので、事前に確認しておきましょう。
高収入を目指して働くなら、誰しも手取りを最大化できるお店を選びたいと思います。ティアラウンジは、キャバクラで働く女性が安心して稼げるよう、有料職業紹介資格を持ったプロのスタッフが、あなたの希望にピッタリのお店をご紹介します!
お店選びで失敗しないためには、天引きの仕組みを理解し、自分に合った条件をしっかり確認することが大事。面接の際は遠慮せず質問して、不明点をなくしてください。